今日の出来事
2004年10月6日 久々に晴れたので、自転車で遠くの図書館に行った。映画を図書館で借りればタダだから、近くのレンタルより、遠くの図書館も利用しなきゃと思ったから。
途中、スーパーのDPEに行ったり、リップグロスを買ったり、久々の外出で何かと忙しかった。
図書館に着いてから、古い映画6本の背表紙の写真を撮り、市川監督(こんの字がでてこない!)の「おとうと」を借り、2階へ行き、そこでもどんな映画があるのか調べていた。
まだ邦画のところまで辿り着かないうちに、いきなり横から話しかけられた。相手は知らない男性。
「突然ですみませんが、あなたの絵を書かせてくれませんか?」
「それは、こちらがお金を払いとか、逆に貰えるとか、そういったことは一切なしですか?」
「なしです。」
「ヌードとかもなしですよね?」
「ええ、もちろん。」
「あ、まぁ、いいですよ。」
・・・と言うことで、とりあえず、2階から地下1階に降りた。
絵は描きたいのに、道具を持ってきていないという。緑茶をおごってもらい、自販機の隣の長椅子でしばらくの間、雑談をした。喋ってる間、ずっと足を動かし、落ち着きがない相手。芸術学部を出て舞台をやっていたのと、年は私より2つ上なのがわかった。
足がよく動くし、いきなり「絵を書かせてください」なんて言うところが、いかにもADHDに思えた。電気の光や、何かの音が嫌いでよく怒るとか言ってた。
私の帰らなくてはいけない時間が、あと1時間を切った。でも、絵は描いてほしかったので、自転車でその人の家の近所へ行った。
多動の私は、自転車もすっ飛ばすタイプだけど、相手はサイクリング気分でのんびり走ってた。
「この公園で待っててください。すぐ来ますから。」というので、私は公園と言えばブランコなので、早速遊んだ☆
5分くらい、ブランコに乗ってた気がする。飽きたので降りてベンチに座り、腕に日焼け止めを塗った。
「おっそいなぁ・・・。」と思いながら待ってたら、ようやく来た!
自転車で走りながら、「僕が書いた絵はみんな同じになっちゃうんですよ。」
「あ、そうなんだぁ。VOWとかに載ってますよねぇ、そうゆうの。」
「VOWってなんですか?」
「あ、知らないんだ。面白い看板とかが載ってる本。アスファルトの『とまれ』が『とまと』だったりして、面白いのがいっぱい載ってるんですよ〜。」
・・・なんて話したけど、スケッチブックを拝見すると、ホントにどの人も同じに描かれてて、子どもじみた絵だった。私は、
「み〜んな釣り目で、みんな同じ口してて、何の個性のないじゃないですか〜!その人の特徴を捉えてない。私にも書かせてください。」・・・と言うことで、絵の描き合いっこになった。
お互い、同時に描くのは難しい。
似顔絵の大得意な私は、同じ10分〜20分位という時間で、納得のいく、よく特徴を捉えた絵を描いた。
「私は、クリスチャンだから、すぐ神様って言うけど、神様はせっかく一人ひとりに違う顔を与えたんだから、それを一緒にしちゃうのはもったいない!みんな一緒にしか描けないのも個性のうちかも知れないけど。」
出来上がった相手の絵を見ると、やっぱり他の人たちと同じ鼻、同じ口をしている。
「私、ずっと喋っていて口閉じてないのに、閉じた口描いてる時点で、見て描いてないですよね。」
「口って難しいじゃないですか。歯とか。」
「歯なんて、私も描きませんよ。でも、笑った口の形を描くとか、しますよ。」
今日は、山本富士子の「白鷺」という、芸者と画家の悲しい恋物語を見たばかりだったので、上手な絵を期待しちゃったけど、ジミーちゃんのように個性的な絵で、小学生の描いたような絵で、がっくし・・・。
今度また「絵を描かせてください。」って言う人が現れたら、自分と同じくらいかそれ以上に、上手な人に描いてもらいたい。
途中、スーパーのDPEに行ったり、リップグロスを買ったり、久々の外出で何かと忙しかった。
図書館に着いてから、古い映画6本の背表紙の写真を撮り、市川監督(こんの字がでてこない!)の「おとうと」を借り、2階へ行き、そこでもどんな映画があるのか調べていた。
まだ邦画のところまで辿り着かないうちに、いきなり横から話しかけられた。相手は知らない男性。
「突然ですみませんが、あなたの絵を書かせてくれませんか?」
「それは、こちらがお金を払いとか、逆に貰えるとか、そういったことは一切なしですか?」
「なしです。」
「ヌードとかもなしですよね?」
「ええ、もちろん。」
「あ、まぁ、いいですよ。」
・・・と言うことで、とりあえず、2階から地下1階に降りた。
絵は描きたいのに、道具を持ってきていないという。緑茶をおごってもらい、自販機の隣の長椅子でしばらくの間、雑談をした。喋ってる間、ずっと足を動かし、落ち着きがない相手。芸術学部を出て舞台をやっていたのと、年は私より2つ上なのがわかった。
足がよく動くし、いきなり「絵を書かせてください」なんて言うところが、いかにもADHDに思えた。電気の光や、何かの音が嫌いでよく怒るとか言ってた。
私の帰らなくてはいけない時間が、あと1時間を切った。でも、絵は描いてほしかったので、自転車でその人の家の近所へ行った。
多動の私は、自転車もすっ飛ばすタイプだけど、相手はサイクリング気分でのんびり走ってた。
「この公園で待っててください。すぐ来ますから。」というので、私は公園と言えばブランコなので、早速遊んだ☆
5分くらい、ブランコに乗ってた気がする。飽きたので降りてベンチに座り、腕に日焼け止めを塗った。
「おっそいなぁ・・・。」と思いながら待ってたら、ようやく来た!
自転車で走りながら、「僕が書いた絵はみんな同じになっちゃうんですよ。」
「あ、そうなんだぁ。VOWとかに載ってますよねぇ、そうゆうの。」
「VOWってなんですか?」
「あ、知らないんだ。面白い看板とかが載ってる本。アスファルトの『とまれ』が『とまと』だったりして、面白いのがいっぱい載ってるんですよ〜。」
・・・なんて話したけど、スケッチブックを拝見すると、ホントにどの人も同じに描かれてて、子どもじみた絵だった。私は、
「み〜んな釣り目で、みんな同じ口してて、何の個性のないじゃないですか〜!その人の特徴を捉えてない。私にも書かせてください。」・・・と言うことで、絵の描き合いっこになった。
お互い、同時に描くのは難しい。
似顔絵の大得意な私は、同じ10分〜20分位という時間で、納得のいく、よく特徴を捉えた絵を描いた。
「私は、クリスチャンだから、すぐ神様って言うけど、神様はせっかく一人ひとりに違う顔を与えたんだから、それを一緒にしちゃうのはもったいない!みんな一緒にしか描けないのも個性のうちかも知れないけど。」
出来上がった相手の絵を見ると、やっぱり他の人たちと同じ鼻、同じ口をしている。
「私、ずっと喋っていて口閉じてないのに、閉じた口描いてる時点で、見て描いてないですよね。」
「口って難しいじゃないですか。歯とか。」
「歯なんて、私も描きませんよ。でも、笑った口の形を描くとか、しますよ。」
今日は、山本富士子の「白鷺」という、芸者と画家の悲しい恋物語を見たばかりだったので、上手な絵を期待しちゃったけど、ジミーちゃんのように個性的な絵で、小学生の描いたような絵で、がっくし・・・。
今度また「絵を描かせてください。」って言う人が現れたら、自分と同じくらいかそれ以上に、上手な人に描いてもらいたい。
コメント