推理小説作法―あなたもきっと書きたくなる
2006年5月11日 読書 コメント (2)
主人が薦めてくれたこの本の、「現場鑑識」の部分だけ読んだ。
少々怖かったけど、色々為になった!
表や図が多いことと、聞き慣れない言葉にはふり仮名が振ってあったり、さっきレビューした科学の本と違って難しい単位は一切出てこないので、私のような科学のド素人にも読みやすい!
そして何が為になったかっていうと、たとえば
とか、
人生でホンモノの溺死体などに遭遇することはまずないと願いたいけど、知らないよりは、知ってたほうが良いに決まってる。
与えられた役の、役作りによって、自分の中だけじゃ絶対に興味や関心を示さない分野を知りえるのは、役者の醍醐味だと思う。
少々怖かったけど、色々為になった!
表や図が多いことと、聞き慣れない言葉にはふり仮名が振ってあったり、さっきレビューした科学の本と違って難しい単位は一切出てこないので、私のような科学のド素人にも読みやすい!
そして何が為になったかっていうと、たとえば
刺創(さしきず)は、生きている場合でもやっかいである。針でついたような創から化膿が起こり、ついに命取りとなった例もある。 199ページ「尖器(せんき)による損傷」の最後の部分より
とか、
もし、一命にかかわる時、たとえば後ろから首をしめられた時などは、三十秒は大丈夫と心を落ちつけて、相手の急所を一撃するとか、全知全能で反撃すべきである。204ページ
窒息している人を助けるには、痙攣が起こっている間までは、おおむね助かるが、末期呼吸となると、タダの人口呼吸程度の救急処置ではなかなかむずかしい。しかし、あくまで、人工呼吸は続けるべきで、すくなくとも、二時間以上つづけるべきである。205ページ ともに「窒息の症状」より
溺死体は、陸上に引きあげると腐敗がいちじるしく早くなり、顔面などは刻一刻革皮様化になり、変色する。未経験の巡査が、溺死体をひきあげ、ただちに本署に連絡をしにゆき、ふたたび現場へ案内した時、一時間ほど前の死体の様相が、一変しているのに驚き、他の死体がもう一体あがったものと勘違いをしたという話もある。こういう時は、死体を水につけたまま縄などで流失を防ぎ、検視時にはじめて引きあげるとよい。210ページ 「溺死」の最後の部分より。
人生でホンモノの溺死体などに遭遇することはまずないと願いたいけど、知らないよりは、知ってたほうが良いに決まってる。
与えられた役の、役作りによって、自分の中だけじゃ絶対に興味や関心を示さない分野を知りえるのは、役者の醍醐味だと思う。
コメント
読んだことはきっとはちみつさんの演技に役に立ちますですよ〜^^!
ところでここだけの話、鑑識の衣装が私には大きすぎて合わなかったから、捜査員になっちゃいました(^^;