自分で調べてみました。

口内炎は体内の余分な熱が原因

 暑い時期になると、きまって口内炎に悩まされる人がいる。口の中に潰瘍ができたり、舌先が赤く腫れて痛む、といった症状を繰り返すことが多い。体質的には、エネルギー過剰タイプの人がかかりやすい。このタイプの人は、総じて暑がりで、夏場を苦手とする。
 漢方には、口腔は脾(消化器系)に支配されるという考え方がある。飲食物の取り入れ口の病気は胃腸の異常を疑ってみることだ。
 口の中の粘膜や歯ぐきが赤くはれて痛み、口腔の粘り、口臭、便秘などを伴う時は、脾胃の熱(実熱)が原因となっていることが多い。これは、比較的体力があって、肉類や香辛料を好む人に発症しやすい。
 実熱の場合には、体内の余分な熱を取り除くことが第一の治療方針となる。漢方処方としては、解毒作用があって、熱をさます力の強い黄連解毒湯を用いる。この実熱に、便秘を伴う時には、三黄瀉心湯がよい。
 熱には、もう一つ、身体を潤している体液などの不足から発生する熱(虚熱)もある。やせ型の人、更年期の女性、神経が高ぶりやすい人、慢性病によって体液や栄養物質を消耗している人などによく見られる。虚熱は身体を潤している陰液を補うことによって、熱をさますことが先決である。
 陰虚の改善薬としては、六味地黄丸が知られているが、口内炎の場合には、これに熱を除去する知母と黄柏を加えた瀉火補腎丸がよく使われる。陰虚タイプで、さらに熱症状が強く、のぼせや精神的なイライラ、不眠などを伴う時は、黄連解毒湯を少量併用するとよい。

路 京華(中国中医研究院広安門医院主治医師)讀賣新聞日曜版『漢方漫歩』1994/7/24

                      より。




 なるほどね!

 中学生の夏休みに初めて口内炎になって以来、口内炎と言えば決まって夏場だった。今まで献血に行って「口内炎はありますか?」なんて質問も一度もされたことなかったのに、昨日初めてされたから、その質問をしたお医者さん、スルドイ!と思ったのだ!

 うちの子が口内炎に悩まされたのも、去年の夏休みだ。



 これからは、口内炎になる原因を知った以上、予防を心がけうよう。

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